お問い合わせこちら

お気軽にご相談ください

ご相談の際は『ホームページを見た』と
お伝えいただくとスムーズです。

エアコン工事の委託って危ないの?ブラックと呼ばれる5つの理由

サービスメニュー

1. 「エアコン委託=危ない仕事」というイメージ、なぜ広がった?

「エアコンの取付って、委託だと危ないって聞いた…」
「ブラックだって言われてるけど、実際どうなの?」

近年、SNSや掲示板、職人同士の口コミで、「エアコン工事の委託はブラック」「割に合わない」「トラブルが多い」といったネガティブなイメージが広がっています。

確かに、実際にそう感じた方がいるのも事実。
しかし、全ての現場や元請け会社がそうかといえば、それもまた事実ではありません。

本記事では、「エアコン工事の委託が危ない」と言われる理由を5つに絞ってわかりやすく整理し、どんなケースに気をつけるべきかをお伝えします。
あわせて、信頼できる委託先を見極めるポイントも紹介します。

2. ブラックと呼ばれる5つの理由

① 単価が安すぎる・中抜きが多い

最も多く聞かれるのが「工事単価が安すぎる」という声です。

とくに家電量販店や大手ECサイトの下請け案件では、1件あたりの報酬が7,000円〜9,000円ということも珍しくありません。
しかも、その中には材料費・交通費・駐車場代などが含まれているケースも多く、手元に残る利益はわずか。

その理由は、多層構造になった“中抜き”です。
元請け → 一次 → 二次 → 委託…といった流れのなかで、報酬が削られ、職人が実質的に「最も働いているのに最ももらえない」立場に置かれていることがあります。

② 無償対応や再訪問のリスクが高い

次に多いのが「トラブル時の対応をすべて押し付けられる」という不満です。

たとえば、

・お客様の都合で不在だったための再訪問
・事前に知らされていなかった条件(高所・配線経路が難しいなど)によるやり直し
・工事後のクレームや操作説明のクレーム

これらに対して、交通費も手間賃も支払われず、完全な“持ち出し”になってしまうケースが後を絶ちません。

こうした環境に置かれると、「またか…」という気持ちになり、次第に心も疲弊してしまいます。

③ スケジュールが過密・移動距離が非効率

「朝から夜までみっちりスケジュールを詰められて、休む暇もない」
「A市→B市→C市と移動ばかりで、作業より移動時間が長い」

これは、元請け側のスケジューリングが非効率な場合によく見られます。
件数は多くても、移動距離や段取りが悪ければ、1日3件回ってもガソリン代と疲労だけが残る…そんな状態にもなりかねません。

特に繁忙期は、スケジュールの詰め込みがエスカレートしやすく、ブラックと言われる一因になります。

④ 教育・安全管理が不十分

エアコン取付は、電気・高所・重量物を扱う“危険作業”です。
それにもかかわらず、委託業者には

・現場未経験でも即日スタート
・工具や安全装備の貸与なし
・講習や研修がゼロ

といった無責任な形で仕事を丸投げしてくるケースもあります。

その結果、事故・ケガ・物損などのリスクが高まり、「危ない仕事」というイメージが定着してしまうのです。

⑤ 契約が曖昧・書面がないままスタート

「口頭だけで始めて、あとで“条件が違った”と気づいた」
「契約書がなく、報酬未払いのトラブルになった」

これは実際に多くの職人が経験している問題です。
書面を交わさず「とりあえずやってみて」というノリで始まる委託契約は、後々のトラブルの温床になります。

とくに報酬・支払期日・手直し範囲などが明記されていないと、業者にとって非常に不利な状況に陥ってしまうのです。

3. こうすれば避けられる!ブラックな委託業者の見分け方

ブラックな委託業者を避けるためには、以下のようなポイントをチェックしましょう。

報酬単価・支払い方法・期日が明記されているか?
→「出来高制」とだけ書かれているのは要注意。

手直し・クレーム時の対応は会社負担か?
→ 再訪問・部品代の扱いなど、責任分担の明示が重要。

契約書や覚書はあるか?
→ 書面がない会社は信頼性に欠けます。

他の職人の実績や口コミは確認できるか?
→ 実際に長く続いている職人がいるなら安心材料。

現場を見学したり、担当者と面談できるか?
→ 話がスムーズか、誠実な印象かを確認。

4. 「危ない」には理由がある。正しく選べば委託も悪くない

エアコン工事の委託業務が「危ない」「ブラックだ」と言われる理由は、たしかに現場で実際に起きている問題に根差しています。
しかし、それは業界全体がそうだというわけではありません。

むしろ、

・条件が明確
・サポートがしっかりしている
・契約も整備されている

そんな会社と出会えれば、委託であっても安心して長く働くことができる環境は確かに存在します。

大切なのは、「委託=危ない」と思い込むのではなく、情報を集めて見極めることです。
自分の身を守るためにも、最初の一歩を慎重に、そして確実に踏み出していきましょう。

コメント

この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

ページ上部へ戻る